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セントスタッフ株式会社 介護系BLOG
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[2007年09月10日]
ぎんさんと洗濯物
みなさんこんにちわ。
派遣事業本部 伊東です。 厳しい残暑が続いていますがみなさんどうお過ごしですか?
私は夏が一番好きな季節なので、この暑さがいつまでも続いてほしいな。
と地球にやさしくないことを少し考えてしまいます。
さて、本日は夏・暑さについて書こうと思いましたが、みなさんの書き込みとかぶる内容でしたのでやめます。
なので、引き続き私のお世話になっているグループホームでの出来事を書かせていただきます。
私の働くグループホームの2階には97歳になったぎんさん(仮名)がいます。
8月27日に誕生日でした。おめでとうございます。
無事に誕生日を迎えることのできたぎんさんでしたが二週間前に緊急入院となりました。
ここ一ヶ月ほど、食欲ないな。と感じてはいましたが、ぎんさんは一日50回は「まんま(ごはん)まだ~?」とおっしゃる方。
そして、食事を提供してもまったく食べずに捨ててしまうから、私の思いは「またか」でした。
この「またか」という思いががぎんさんの病気の発見を遅らしたのだと思っています。
これは職員さんから聞いた話ですが、ある日ぎんさんがお腹が痛いとトイレに行き、顔色も悪かったためトイレに付き添ったそうです。
すると赤みがかった排便がみられたそうで、すぐにご家族に連絡し病院へ。
結果は胃から出血しているため入院が必要とのことでした。
あの日、あの瞬間におかしいな、いつもと様子が違うな。 と気づけなかったことを悔やむとともに、ぎんさんに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
「またか」という思いでなく、日々「どうして」 「なんでだろう」 という観察力をもって仕事をしていかなければと感じた瞬間でした。
そして、退院後の話。 アルツハイマーのかたにとって入院はADLの低下、アルツハイマーの急速な進行を意味するものだと身をもって感じました。
当時96歳だったぎんさんの生活。 洗濯物をたたむのがすげーうまい(クリーニング屋さんの娘さんだった) 96歳なのに走る。走る。そりゃもう走る。
もちろんトイレは自立。 更衣も自立。 「まんま」と言いまくる。とにかく元気なスーパーばぁちゃんでした。
退院後のぎんさん。目がどんよりして、無口になる。「まんま」という発言も聞かれない。 更衣も介助なしでは行えない。 夜間はリハビリパンツ着用。
歩行も不安定で走るなんてとんでもないといった様子。 でも洗濯物たたむのは相変わらずすげーうまい。
このぎんさんの得意技。
一日でも長く見ていたい。
そのためにたくさんぎんさんに洗濯物たたんでももらおう。
お願いします。 ぎんさん。
派遣事業本部 伊東崇史





