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セントスタッフ株式会社 医療系BLOG
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[2007年10月08日]
『最近の在宅診療』
ちかごろ、有料施設様でお仕事させていただいている三辻です。
その派遣先様では、入居者様によって、それぞれの、かかりつけDrがいます。
あるIクリニックにかかっている入居者様は50名中13名
Hクリニックには18名。Tクリニックには9名。他の方は、個々のクリニック。
Tクリニックは、往診専門なので、クリニックに伺っても、待合室は無く、事務所のみ。
病院での診察・検査が必要になると、母体のT病院に受診するといったシステムをとっています。
Iクリニックは、『患者様のトータルヘルスサポートを行うホームドクター』を謳い文句した、在宅医療に特化しているクリニックです。
私が、20年近く前に診療所にお勤めしていた頃は、往診ももちろんしていましたが、
そのころは、在宅診療が盛んになる前で、在宅での治療が除々に浸透されてきた頃でした。
たまたま、私が看護師をしていたので、祖母を自宅で看取る事が出来ましたが、
家族は、私が看護師でなかったら、自宅では看取れなかったといっています。
最近では、看護師が家族にいなくても、自宅で安心して治療が受けられるよう、
医師・クリニックも様々な工夫をこらしておられます。
出先から、処方箋をプリントアウトできるよう、パソコン・プリンターを持ち歩く。
夜間の急変にも備えられるよう、グループを組む。
また、入院施設のある病院との提携。
先日、入居者様の、右顔面に発赤・腫脹を認めたため、すぐに受診をしたのですが、
うっかり、私は、まずはIクリニックに報告ということを忘れてしまったのですが、
なんでも、まずは、Iクリニックへ報告し、その後の対策の指示を受けるといった体制をとってくださっています。
ちょっとした、膝が痛いといった訴えにも、電話ですぐに対応してくださいますし、
病院で、こんなことDrに報告したら、嫌がられるな~といったことに慣れてしまっている私には、とても安心できる存在です。
患者様からしたら、なおさらのことでしょう。
また、Tさんという入居者様。いつも、日中はソファーに座っておられるのですが、
ちかごろ、部屋でベッドに寝ていることが多いな。と感じていたところ、理由を伺うと、お尻が痛い。と訴えられました。
Tさんは、直腸がんがあり、肛門から鶏のとさかのような腫瘍が飛び出しています。
いままで痛みが無かったTさんでしたが、とうとう痛みが出始めてしまった。
癌性疼痛か、ただの粘膜がすれることによる痛みか、Iクリニックに相談し、癌性疼痛であろうという診断を受け、
まずはボルタレンSRから開始となりました。
幸い、ボルタレンで効果があり、落ち着いているのですが、今後、
1.痛みが増強し麻薬を使用する可能性
2.イレウスをおこす可能性
3.大出血を起こす可能性
等のリスクを抱えています。
これらのリスクを家族に説明し、今後について話し合いました。
最近の在宅診療は、病院と同じように治療を受けることができるのだな~とつくづく感じました。
病院でないと受けられ無い治療・在宅で可能にするには、どの問題をクリアすればよいのか。
という問題が経験の中で、だいぶ解決されてきたのだなと感じました。
問題を解決してこられた医療従事者の方々を尊敬するな~と感じる今日この頃です。
まだ、解決されていない問題もあります。
麻薬に関する取り扱い。
在宅でも、自宅で家族が管理する場合は、麻薬の処方も可能ですが、
有料に入居中の場合、看護師が24時間常勤していない場合は、不可能である。
高齢者が望む人生をまっとうできるよう、
私も、出来る事考え、実行していきたいなと感じました。
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